第11回かちぞうzemi★中間発表会(大阪)が開催されました!<2025年10月26日(日)>
2025.10.30(Thu)
第11回かちぞうzemi★中間発表会(大阪)が開催されました!<2025年10月26日(日)>
こんにちは,横山ゼミそばくり担当幹事です!
2025年10月26日(日)14時00分~18時00分まで,関西大学梅田キャンパス8階ホールにて,第11回かちぞうzemi中間発表会が開催されました。
かちぞうzemiは,企業・団体と大学生が連携し,「価値創造(かちそうぞう)」に挑戦する実践的なPBL(Project Based Learning)活動です。
現在,4大学8チームが参加しており,約半年をかけて各企業が提示する社会課題の解決に取り組んでいます。
今回の中間発表では,関西大学横山ゼミと近畿大学金ゼミの計4チームが合同で発表を行いました。
ゼミ生・教員・協力企業の担当者など総勢45名が参加。学生29名,教員5名,協力企業の担当者7名,運営スタッフ4名が一堂に会し,熱気あふれる会場となりました。
第一部では,4グループが課題発見・解決活動の成果や今後の課題について発表しました。各チームの持ち時間は30分。10分間のプレゼンテーションに続いて,他ゼミ生や事業者,教員からの質問やコメントが活発に交わされ,真剣かつ前向きな議論が展開されました。
取り組みテーマは,福祉事業を展開する株式会社TRUST Relationとの「おばあちゃんの目分量レシピ」開発,コクヨマーケティング株式会社との介護施設向けシステム導入,株式会社コンピュータ技研との旅の記録アプリ「たびーる」開発,そして株式会社明成孝橋美術との「推しキャラ」を活用した社会課題解決の4件です。
第二部では,学生と社会人が混ざった8チームに分かれ,第一部を振り返りながら50分間の対話を行いました。他大学の学生や企業担当者との意見交換を通じて新たな気づきを得る貴重な時間となり,参加者からも「視野が広がった」「他のチームの工夫が刺激になった」との声が多く聞かれました。

最後の講評では,各先生方から学生たちへ温かいメッセージが送られました。
「一人ひとりが役割を果たしながら支え合っている姿が素晴らしい」「分からないことを恐れず,率直に共有することが成長につながる」といった言葉に,会場は大きな拍手に包まれました。
また,「なぜこのプロジェクトに取り組むのかという原点を忘れずに」「自分が心からやりたいと思えることを大切に」とのメッセージもあり,学生たちに深く響きました。
「困難や挫折も次へのステップ。仲間とともに楽しみながら前へ進んでほしい」という先生方の締めくくりの言葉を胸に,各チームは最終発表会(2025年12月7日)へ向けて新たな一歩を踏み出しました。
半年間という短い期間ではありますが,学生一人ひとりがチームメイトや企業と良好な関係を築き,協働し,目標達成あるいはそれ以上の成果を出せることを期待しています。そしてこの中間発表会での学びを糧に,最終発表会に向けてさらに成長していけるよう願っています。
(記事執筆:関西大学商学部横山ゼミ3年生 そばくり担当幹事 大浦菜緒/小西ほのか)