第10回かちぞうzemi★キックオフ・ミーティングが開催されました! <2024年7月7日(日)>
2024.08.04(Sun)
第10回かちぞうzemi★キックオフ・ミーティングが開催されました!
<2024年7月7日(日)>
こんにちは、横山ゼミそばくり担当幹事です!
2024年7月7日(日)の13時~18時50分まで、関西大学梅田キャンパス8階ホールにて、第10回かちぞうzemiキックオフ・ミーティングが開催されました!
今回は「大阪経済大学」、「関西大学」、「京都産業大学」、「龍谷大学」の4つの大学から5つのゼミが参加し、そのゼミ生とゼミ担当教員、10社の協力企業の担当者の方々が集まりました。その数、学生が80名、教員6名、協力企業の担当者18名、来賓2名、そして運営スタッフである私たち4名の計110名でした。
かちぞうzemiは、半年間にわたり企業・団体と学生が連携しながら価値創造にチャレンジする実践的なPBL(Project Based Learning)活動です。「かちぞう」というネーミングは「価値創造」からきています。今年も熱心にサポートしてくださる企業の皆様のご協力のもと、各企業から提起された課題やテーマを深掘りしながら具体的な価値創造の企画を半年間で提案あるいは実行することになります。
そんな「かちぞうzemi」ですが、記念すべきことに、今年で10回目の開催となります!
2016年2月17日に第1回が開催され、その参加者は現「かちぞうzemi」会長であられる、佐々木先生(京都産業大学)のゼミ1つのみでした。第2回からは横山ゼミ(関西大学)が参加し、「産学連携合同ゼミ」の形をとっていくことになります。そこから段々と参加するゼミ数、事業者数が増加していき、第7回の段階で「かちぞうzemi」として確立しました。この10年間での参加ゼミ数は延べ【30ゼミ】、参加企業・団体数は延べ【62社】となりました。
「かちぞうzemi」の参加者全員が集まるのは「キックオフ・ミーティング」、「中間報告会」、「最終報告会」の3つです。今回のキックオフ・ミーティングは、学生と企業が初めて顔合わせをして、チームを組成する運命の日であります。
プログラムは、各企業の事業や課題の紹介と質疑応答を中心に、各ゼミ紹介や休憩をはさみ進行していきました。企業の皆様の事業紹介のパワーポイントはどれも魅力に溢れ、学生たちは目を輝かせて聞き入り,熱心な質疑応答が行われました。
午後5時過ぎにすべてのプレゼンが終了し、20分の作戦タイム後に、マッチング・ドラフト会議が行われました。企業とゼミが全てマッチングし終わるまで指名・抽選を繰り返しました。様々な期待と思惑が混じり合い、マッチング・ドラフト会議は大いに盛り上がりをみせました!
マッチング・ドラフト会議後は、チームごとに分かれ、早速打ち合わせがスタートしました。多くの学生にとって産学連携活動は初めてのため、最初は不安と期待で緊張しているようでしたが、時間がたつにつれ緊張感はほぐれていき、どのチームも閉館時間ギリギリまで、和気あいあいと話し合いが続けられていました。
<マッチングゼミ&企業・団体一覧>
秋庭ゼミA:三和建設株式会社
秋庭ゼミB:IKIGAI WORKS株式会社
江島ゼミA:ゆいまーるClub(大栄住宅株式会社)
江島ゼミB:三嶋商事株式会社
後藤ゼミA:エイトレント株式会社
後藤ゼミB:株式会社コンピュータ技研
在間ゼミA(かめ):株式会社フォーシックス
在間ゼミB(うさぎ):株式会社グランディーユ
横山ゼミA:株式会社明成孝橋美術
横山ゼミB:株式会社ベル
以下は、かちぞうzemi会長の佐々木利廣先生(京都産業大学名誉教授)へ「先生にとってのかちぞうzemiとは」という質問に対しての先生の回答です。
「こういった産学連携を行うことは、今もなお楽しいし、参加すること自体、私にとってのミッションだとも捉えている。」
佐々木先生は2年前に「教員」という立場からは一線を退かれましたが、現在もなおこういった熱い気持ちをもって後進育成に励まれています。この気持ちにこたえるためにも、学生には、半年間という短い期間ではありますが、10月の中間報告会、12月の最終報告会まで、チームメイト、企業と良好な関係を築き、協働し、目標達成あるいは、それ以上の成果を出せることを期待しています。そしてこの経験が、一人一人の成長へと昇華させることができるような活動になることを切に願っています!
記事執筆:関西大学商学部横山ゼミ3年生 そばくり担当幹事 服部純