魔女プロジェクト

横山ゼミ10期生★魔女プロジェクト2024総括「わくしか班」

2025.08.23(Sat)

横山ゼミ10期生★魔女プロジェクト2024総括「わくしか班」

こんにちは!横山ゼミ10期生わく歯科班です。

私たちのチームは、5人で活動しています。これまで、兵庫県丹波市のわく歯科医院と協働し、「歯から始まる全身の健康促進」というテーマのもと、子供達の咀嚼力向上を目指した「体幹サンダル」の開発に取り組んできました。

わく歯科医院は、2024年の「日本でいちばん大切にしたい会社大賞厚生労働大臣賞」を受賞されたほか、管理栄養士や言語聴覚士の方が在籍されるなど、チーム医療に力を入れて独自のサービスを展開する歯科医院です。わく歯科医院が課題と認識する「子どもの咀嚼力が低下している」という現状は、現代の食生活における軟食化や、よく噛む習慣の減少などの要因によって引き起こされています。わく歯科医院では、食育指導や口腔機能トレーニングなどの取り組みを通じて、改善を図っておられます。

こうした取り組みに、私たちの視点とアイデアを掛け合わせる形で、丹波市の木材を活用した「体幹サンダル」の開発を進め、子ども達の咀嚼力向上と健康促進に貢献すべく、活動してきました。

また、私たちは2024年5月より魔女プロジェクト活動を開始し、現在に至るまでにわく歯科医院以外にも、UHA味覚糖㈱、キャノンマーケティングジャパン㈱など複数の企業と協働しながら、3つのプロジェクトを並行して進めてきました。

以下では、活動全体のスケジュールおよび各プロジェクトの進捗内容について報告いたします。

【活動全体のスケジュール】

-2024年-

5月  丹波・わく歯科医院訪問①(5/26)

6月  全国研究交流会 中間報告 @北海道大学(6/29)

7月  咀嚼力向上食品(ベーグル、柿グミetc.)試作品作成(7/26)

8月  丹波・わく歯科医院訪問②(8/25)

9月  咀嚼力向上グミプロジェクト、創造力向上プロジェクト開始 企画書作成

10月 UHA味覚糖訪問①(10/11)、 体幹サンダル模型作成

11月 UHA味覚糖訪問②(11/19)(商品コンセプト・デザイン)

CVGキャンパスベンチャーグランプリ大阪2024出場(11/29)

12月 コクヨマーケティング様訪問(12/4)

全国研究交流会 最終報告 @関西大学梅田キャンパス(12/22)

-2025年-

1月 キヤノンMJとの面談①(1/8)、UHA味覚糖訪問③(1/28)

2月 合同ゼミ発表(2/8)、キャノンMJとの面談②(2/26)

3月 体幹サンダル試作品完成

4月 キヤノンMJとの面談③(4/3)、UHA味覚糖訪問④(4/7)→ 試作品完成

5月 ichikara Labとのプロジェクト 第1回開催(5/23)

6月 ichikara Labとのプロジェクト 第2・3回開催(6/6・6/20)

7月 ichikara Labとのプロジェクト 第4回(3大学合同発表会)開催(7/18)

【わく歯科プロジェクト】

本プロジェクトでは、「歯から始まる全身の健康×地域活性化」をテーマに、わく歯科医院と協働し、兵庫県丹波市の特産品を活用した子ども向け口腔機能向上製品の開発に取り組みました。

2024年5月26日、兵庫県丹波市にあるわく歯科医院を訪問し、丹波市の地域特性や現代の子どもの口腔機能の課題についてヒアリングを行いました。

当初は丹波三宝を使用した咀嚼力向上食品の開発を目指し、6月から8月にかけてオンライン会議を重ねながら、商品コンセプトの検討や試作品作成(ベーグル、柿グミなど)を実施しました。

しかし、8月25日の再訪問にて、食品としての実現性に課題があると判断し、企画は一度白紙に戻すこととなりました。

その後、身体を動かすことも口腔機能の発達につながるという観点から、「体幹サンダル」の開発へと方向転換しました。9月以降もオンラインでの打ち合わせを継続しながら模型制作を進め、2025年3月に試作品が完成。5月下旬には最終版が完成しました。

今後はわく歯科医院を再訪問し、実際に子どもたちに使用していただく様子や効果を検証する予定です。

 

【咀嚼力向上グミプロジェクト】

本プロジェクトは、わく歯科医院との活動を通じて「食品という形で口腔機能の向上に直接的に寄与したい」という思いが強まり、UHA味覚糖にご協力いただく形で、2024年9月より本格的に始動しました。

まず9月には、私たちが作成した「咀嚼力向上グミ」の企画書をもとに、UHA味覚糖と初の打ち合わせを行いました。企画段階では未熟な点も多くありましたが、「咀嚼力向上」というテーマに対して高い関心を示していただき、プロジェクトの協働が決定しました。

10月以降は、グミ市場のトレンドや消費者ニーズを把握するためのアンケート調査や市場調査を実施し、それらの結果をもとにコンセプトの再検討を進めました。チーム内では週2~3回、1回あたり4時間程度のミーティングを重ね、さらにUHA味覚糖とも数回にわたり打ち合わせを行うことで、企画内容をブラッシュアップしていきました。

そして2025年1月28日の打ち合わせにて、私たちのアイデアの一部が採用され、試作品の開発段階へと移行しました。

4月にはUHA味覚糖の本社にて試作品を試食させていただきました。現段階では改良の余地があったものの、私たちのアイデアが実際に形になったことに大きな達成感を覚えました。今後はプロモーションや販売促進の分野で関わっていく予定であり、イベントや各種企画の立案を進めていく予定です。

【創造力向上プロジェクト】

本プロジェクトは、メンバーの一人の「創造力を向上させたい」という意見をきっかけに、2024年9月より始動しました。

当初は、「非利き手で使用する文房具」によって左右両方の脳を刺激し、創造力を高めることを目的に企画を立案し、協働していただける企業様を探し始めました。

この企画案は、CVGキャンパスベンチャーグランプリ大阪2024にも応募し、書類審査を通過。予選に出場することができました。決勝進出は叶いませんでしたが、ビジネスコンテストへの参加を通じて、貴重な経験を得ることができました。

その後、2024年12月から2025年1月にかけて、コクヨマーケティングおよびキヤノンマーケティングジャパンの「ichikara Lab」との面談の機会をいただき、私たちの企画案を提案しました。文房具としての実現は難しいというご意見もありましたが、ichikara Labより「より多くの若者にキヤノンのミニプリンターを使ってもらうにはどうすればよいか」をテーマにしたマーケティングイベントを実施する提案をいただき、近畿大学・立命館大学との3大学合同プロジェクトとして新たに取り組むこととなりました。

その後、複数回のオンライン打ち合わせを経て、2025年5月23日に第1回、6月6日に第2回を開催しました。6月20日の第3回を終え、7月18日の最終発表会を終え、成功裡に終わりました。

★全体を通して…

本年度のゼミ活動では、企画が途中で白紙に戻るなど思うように進まない場面もありましたが、3つのプロジェクトを並行して進める中で、多くの企業と関わり、実践的で貴重な経験を数多く積むことができました。時間的にも精神的にも大変なことは多々ありましたが、チーム全体で協力しながら取り組むことで、非常に有意義な活動となったと感じています。今後もチーム一丸となって、最後まで頑張っていきます!

★続いて活動者の声です。

松葉彩花

私はこの活動を通して2つのことを学びました。

1つ目は、提携先の企業と積極的にコミュニケーションを取ることの大切さです。産学連携プロジェクトを進めるためには、相手企業の要望、ビジョンをこれでもかというまで聞くべきだということです。コミュニケーションを積極的に取って、その市場にはどんなニーズがあるのか、どんな施策を企業が打ち出し私たちと連携したいのか。一方的に自分たちの『したい』を実現させるのではなく、相手が求める本質的な価値を見出し、その目標・ゴールに向かって進めることが大切だと学びました。

2つ目は一歩踏み出して、積極的にチャレンジすることです。私たちは今年度、3つのプロジェクトに挑みましたが、「まずはチャレンジしてみる』。それがすべての始まりでした。 飛び込みでメールを送り、アポイントを取ること、学生らしさをもって、まずはアタックしてみる。無謀な挑戦だったとしても、まずは一歩踏み出してみることが大切だと思いました。率直な『やりたいアイデアを実現させたい』。そんな気持ちを持ってまずは行動に起こすことが大切だと感じました。

服部純

僕はこのわく歯科班での活動を通して、非常に貴重な経験をいくつも積むことができました。もちろん成功ばかりではなく、失敗や対立も多くあったものの、それでもなお「挑戦し続ける」そういった精神とそれに応じた結果を得られる感覚を養うことができました。目標を持ち、成功の為に実行し続ける。この経験は社会人になってもなお役立つものであると確信しています。

また、かけがえのない友人たちに出会えたことも大きな価値です。長期間同じグループで活動し、様々な出来事がありました。その中で尊敬できる同級生に出会えたことはこの先の人生を見てもまたとない機会だと感じています。この出会いをくれたこのゼミには感謝しかありません。

★最後に 1 年間を通して、私たちが学んだことです。

1年間のゼミプロジェクトを通じて、社会に新たな価値を生み出すためには、課題の本質を見極め、社会や市場のニーズを的確に汲み取ることの重要性を深く実感しました。活動の中では、商品化やイベントといった“手段”ばかりに意識が向いてしまう場面もありましたが、そのたびに「私たちは何のために取り組んでいるのか」という原点に立ち返ることで、ブレずに目標へ向かうことができました。

また、大学生活の中で、このように1つの目標に向かって仲間と切磋琢磨し合える経験は非常に貴重で、意見の対立に悩む場面もありましたが、そのすべてが刺激的で楽しく、自分たちを大きく成長させてくれました。

私たちにとってこの1年間は、社会人になる前の大きな学びと気づきに満ちた時間であり、ゼミに所属して本当によかったと心から感じています。

 

わく歯科医院、UHA味覚糖・キヤノンマーケティンジャパンichikara Labの皆さま、ご協力いただき誠に感謝申し上げます。

横山ゼミ公式Instagram URL

https://www.instagram.com/yokoyamazemi.25/

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(文責:関西大学商学部 横山ゼミ10期生・わく歯科班)

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