横山ゼミ10期生★魔女プロジェクト2024総括「FLOW班」
2025.08.23(Sat)
横山ゼミ10期生★魔女プロジェクト2024総括「FLOW班」
こんにちは!横山ゼミ10期生、FLOW班です。今回は,一年間の活動報告として、「活動内容」、「成果」、「学んだこと・感じたこと」をまとめます。
1. チーム説明と活動概要
私たちのチームは、完璧リーダーの藤原大雅、みんなの心の拠り所の川村咲智、書記の山本壱弥の3人で活動しており、「NPO法人FLOW」と協働し、「日本で小中学生の不登校生徒が増えている」という課題に対して取り組んできました。NPO法人FLOWは、大阪府箕面市を拠点に、子どもたちの「人間力」を育む教育活動を展開している団体です。学力や偏差値だけでなく、思考力・表現力・主体性・挑戦力といった「生きる力」を重視し、未来を切り拓く人材の育成を目指しています。
また、NPO法人FLOWには、「不登校の子どもたちを少しでも救えるような居場所を作りたい」という想いがありました。ここに私たちの学生ならではのアイデアを組み込み、「今までになかったサードプレイス」を作ることを目指して、尽力してきました。
2. 具体的な活動内容
4月~6月にかけて、文献調査に基づき,ビジネスモデル構想を描きながら、試行錯誤を繰り返しました。

7月には、不登校の生徒やその保護者の方々に直接お話を伺う機会をいただきました。これまでなかなか見えづらかった当事者の悩みや不安に触れることで、私たち自身の視野も大きく広がりました。また、既存のサードプレイスの現状や、実際に求められている居場所のあり方について、具体的な声を通して深く理解することができ、大きな学びと気づきを得ることができました。特に、不登校の原因は多様なので、その主原因を絞り込み、ターゲットを明確にする必要性を感じました。その中で、本プロジェクトでは、HSP(ハイリ―・センシティブ・パーソン)にフォーカスした事業を創造することに決めました。
そして12月。大阪・京都を中心に、NLP(実践心理学)を取り入れたキャリアカウンセリングや自己啓発セミナーを行っている荒木美紀さんに協力を依頼し、親子で参加できる「自己肯定感を上げるワークショップ」を開催しました。このワークショップを開催するにあたっては、事前にゼミ生たちに子ども役と保護者役になってもらいプレワークショップを開いて修正改善を行ったり、ポスターを作成したりときめ細かく準備を行いました。このワークショップが、私たちの初のMVP(実用最小限のプロトタイプ)でもあり、我々の手がける事業名について、『ケセラセラ教室』と名づけました。『ケセラセラ教室』第1弾には3人のお子様とその保護者に参加していただき、さまざまな手応えと課題を探ることができました。保護者の方々からは、「こんなに人前で話す子どもは初めて見た!」や、「私たちのためにこんな機会を作ってくれてありがとう」などといった声をいただきました。とても嬉しかったです。

2月には、「ケセラセラ教室」第2弾として アートセラピー教室を開催しました。今回は、社会人向けの自由な造形活動を企画・運営されている、小村みちさんにご協力いただきました。「自分たちの国」をテーマに、大きな画用紙にクレヨンや水性ペンで絵を描いたり、折り紙をちぎって貼り付けたり、大学の周りを散策して集めた葉っぱや草花を加えたりしながら、みんなでひとつの理想の国をつくり上げました。


最初は少し緊張した様子もありましたが、お互いの作品の素敵なところを褒め合いながら、徐々に場の雰囲気も和らぎ、和気あいあいとした空気の中で活動が進んでいきました。子どもたちの自由な想像力・創造力に触れながら、そうした創造的な空間を生み出すことの大切さも改めて感じる時間となりました。
3. 活動によって得たもの(学んだこと)
学んだことは⼤きく2つあります。1つ⽬は、社会課題の解決とビジネスを両⽴することの難しさです。私たちのプロジェクトは不登校がテーマであり、福祉の分野とも関連していることから、無料で事業を展開している団体も多く、だからこそ差別化しつつお⾦を払ってもいいと思える事業を考えるのが難しかったです。
2つ⽬は、社会課題⾃体の解決の難しさです。不登校生徒が36万⼈いるということは、実際にはその解決⽅法も36万通りあることになります。そこへのアプローチの難しさを肌で感じました。今回は、HSPという人々というようにグルーピングして事業開発しましたが、本質的にはそれだけでは不十分です。⼀⼈⼀⼈に合った解決⽅法が必要であることから、影響範囲がどうしても⼩さくなってしまう、ということも痛感しました。
4. メンバーの声
藤原大雅
このプロジェクトを通して、社会課題を解決することと、ビジネスとして持続可能な形にすることの難しさを改めて痛感しました。ただ、誰かのために全力で考え、動き、取り組んだことは私たちにとっても、かけがえのない良い経験になりました。私たちの活動を通して、子どもたちや保護者の方々の人生が少しでも豊かになったのであれば、これ以上の幸せはありません。そして最後に、この場を借りて、支えてくださったすべての皆さまに心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
山本壱弥
不登校という社会課題は、想像していたよりも複雑なもので、さらには専門的な要素も多かったので活動を進めていくことが大変でした。不登校問題の先行研究をもう少し力を入れてやっていればと後悔があります。子どもたちが「ケセラセラ教室」に楽しそうに参加している姿を見ることが出来たのが何より嬉しかったです。
川村咲智
結果として良かった点は、実際に2回のワークショップを開催できたこと、そして2回目の際には参加者の方々が1回目よりも心を開いてくれていると感じられたことです。一方で反省点としては、全2回のワークショップ内容を最終的に専門家の方にほとんどお任せする形になってしまったことです。知識が十分でないなりにも学びながら、学生ならではの視点をより反映できていれば、より私たちが関わる意義を示せたのではないかと思っています。
ご協働いただいた花城さま、ご協力いただいた荒木さま、ミチさま、そしてご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
横山ゼミ公式Instagram URL
https://www.instagram.com/yokoyamazemi.25/
↑横山ゼミに関する様々な情報を発信しています!是非とも、フォローよろしくお願いします!

(文責:関西大学商学部 横山ゼミ10期生・FLOWチーム)